介護施設向けの監視カメラ・防犯カメラ導入のメリットと注意点
介護施設や老人ホームにおける安全対策や利用者の見守りのために、監視カメラ・防犯カメラの導入がますます重要になっています。
弊社では、介護施設や老人ホーム向けの監視カメラ・防犯カメラが初期費用0円／月額5,500（税込）～導入可能。
レンタル、リース、一括購入の中からお客様の施設運営に最適なプランをお選びいただけます。
このページでは、介護施設・老人ホームに監視カメラ設置をお考えの方に向けて、監視カメラ導入のメリットや、運用時の注意点などを解説します。
介護施設に監視カメラを導入するメリットとは？
近年、介護施設では利用者の安全確保と職員の業務環境の改善を目的に、監視カメラの設置が求められるようになっています。
監視カメラを導入することで、施設内の状況を適切に記録し、トラブルの防止や早期発見につなげることができます。
介護施設で発生しやすいトラブルと監視カメラの役割
- 職員による利用者の虐待
- 万が一、不適切な対応が発生した場合、映像記録が証拠となり早急な対応が可能になります。
また、監視カメラの存在自体が抑止力となり、虐待防止にも役立ちます。 - 利用者による職員への暴力・ハラスメント
- 利用者による暴力行為や言葉の暴力、セクシャルハラスメントなど、職員が安心して働くための環境整備が求められています。
監視映像があれば、事実確認を迅速に行い、適切な対応をとることができます。
監視カメラを導入する主なメリット
- 利用者・職員の安全確保
- 転倒事故や体調不良、認知症の方の徘徊など、トラブルを迅速に把握し適切に対応できます。
映像記録があることで、事実確認もスムーズです。 - 運営の透明性向上
- 監視映像があることで、ご家族や関係者に施設の運営状況を明確に示し、信頼向上につながります。
また、不適切な対応の抑止効果も期待できます - 業務の効率化
- 職員が利用者を直接目視する負担を軽減しつつ、より安全な見守りが可能になります。
特に夜間の監視体制強化に効果的です。
監視カメラの維持管理費用を抑えるには？
監視カメラを導入すると、定期的なメンテナンスや故障時の修理費用 が発生します。特に、長期間運用する施設では、カメラの劣化や機器トラブルによる思わぬ出費も考慮する必要があります。
維持管理費用を抑えるためのポイント
- 保証やメンテナンスが含まれたプランを選ぶ
- 機器の修理・交換費用をカバーできるプランなら、突発的な支出を防げます。
- レンタルやリースを活用する
- 初期費用を抑えつつ、定額制で維持管理費も含まれているプランなら、長期的なコスト管理がしやすくなります。
- 定期的な点検で故障を未然に防ぐ
- 定期メンテナンスを行うことで、トラブルを事前に回避し、修理費用を最小限に抑えることができます。
弊社では、修理・メンテナンスが含まれたプランもご用意しております。万が一の故障時にも追加費用がかからず、安心してご利用いただけますので、お気軽にご相談ください。
介護施設・老人ホーム向け監視カメラの料金目安
弊社では、レンタル、リース、一括購入の3種類の導入方法をご用意しています。
コストを抑えて施設の安全対策・業務管理をしたい方には、レンタルプランがおすすめです。
施設の監視カメラが初期費用0円で
レンタルプランなら、まとまった初期費用なしで高性能なカメラを導入でき、定額制でコストを管理しやすいため、多くの介護施設・老人ホームで選ばれています。
レンタルプランの料金と特徴
- 初期費用0円・月額5,500円（税込）～
- カメラ本体・レコーダー・設置工事費がすべて込み
- 機器故障時の出張修理やHDDなどの消耗品交換が無償
レンタルの設置料金例
デイサービスで4台設置＋スマホでの遠隔監視
- 施設出入り口、非常口、共有スペースなどに200万画素の監視カメラを設置
- 職員のスマートフォンでリアルタイム映像を確認できるよう設定
初期費用0円 月額13,200円（税込）(無償フルメンテナンス付)
老人ホームで8台設置
- 220万画素の監視カメラを設置
- 職員室で映像を確認できるように施設内にモニターを設置
初期費用0円 月額11,000円（税込）(無償フルメンテナンス付)
監視カメラの導入方法の違い
| レンタル |
|
|---|---|
| リース |
|
| 一括買取 |
|
補助金を活用した防犯カメラ設置について
街の治安向上や特定の事業者を対象に、国や地方自治体が防犯カメラの設置を支援する補助金・助成金制度を設けることがあります。
例えば、東京都福祉保健局では「障害者施策推進区市町村包括補助事業」として、障害福祉サービス事業所等の防犯設備設置費用を一部補助する制度を実施しています。
介護施設や障がい者施設では、利用者を危険やトラブルから守る防犯対策が不可欠ですが、人員不足の課題を抱える施設も多くあります。
補助金・助成金を活用するメリット
- 防犯対策の強化で施設内外の安全性向上
- カメラ監視で安全確保
- 遠隔監視による業務効率化で職員の負担軽減
補助金を活用すれば、コストを抑えつつ、施設の安全性を向上させることができます。
【参考】
障害者（児）施設防犯対策事業について
介護施設におすすめのサービス
弊社では、監視カメラの設置に加え、AIカメラを活用したソリューションや各種セキュリティ対策に幅広く対応しています。
介護施設・老人ホームに特におすすめのセキュリティサービスをご紹介します。
おすすめ機能・オプション
介護施設・老人ホームに監視カメラを導入する際に、よく一緒に導入される機能やオプションの一部をご紹介します。
遠隔監視で効率的な見守りを実現
監視カメラとスマートフォンやタブレット、パソコンを連動させ、遠隔から映像を確認できる遠隔監視は多くの施設で利用されています。
特に介護職員の人手不足が深刻な昨今、この機能を活用することで、職員が直接目視する負担を軽減し、各端末で映像を確認しながら、少ない人数でも効率的に利用者を見守る仕組みが整えられています。
トラブル対策にはマイクによる音声録音機能が効果的
職員と利用者、または利用者同士のトラブル対策には、音声を記録できるマイクの設置がおすすめです。
映像とともに音声を記録することで、状況をより詳細に把握し、適切な対応をとることができます。
マイク搭載型の防犯カメラもあり、映像と音声を同時に記録できるため、より高精度な監視・トラブル対応が可能です。
監視カメラと個人情報について
監視カメラの映像には、利用者や職員の個人情報が含まれるため、適切な管理が必要です。
例えば、第三者から録画映像の提供を求められても、安易に開示してはいけません。
監視カメラを設置する際は、以下のような運用規定を定めて、厳重に運用をしましょう。
- 設置目的を明確にし、職員・利用者・関係者に周知する
- 録画映像の管理者を定める
- 録画映像の開示条件を明確にし、必要時のみ開示する
監視カメラを防犯・安全対策として適切に活用するためにも、厳格な運用ルールを定め、慎重に管理しましょう。
監視カメラを設置すべきでない場所
介護施設は利用者が生活する空間 であり、監視カメラの設置には個人のプライバシーを十分に考慮する必要があります。
特に、プライバシーを侵害する可能性がある場所には設置を避けるべきです。
設置してはいけない場所
- トイレ
- 浴室
- 更衣室
監視カメラを適切な場所に設置し、安全対策とプライバシー保護のバランスを取ることが大切です。
個室にカメラを設置するのは違法？
個室への監視カメラ設置は、利用者のプライバシーを侵害する可能性があるため、基本的には行いません。
利用者やご家族の同意なく設置すると、トラブルにつながる恐れがあります。そのため、カメラを設置する目的や映像の使用方法を事前に説明し、理解を得ることが重要 です。
トラブルを防ぐためのポイント
- 設置目的と映像の使用方法を明確に説明
- 事前に同意書を作成し、利用者・家族の署名を得る
個室にカメラを設置したい
基本的に個室への監視カメラ設置はしませんが、中には利用者の家族が虐待を心配し、カメラの設置を希望するケースもあります。
その場合、工事不要・コンセントを挿すだけで使える見守りカメラがおすすめです。
施設の許可が必要ですが、スマホで遠隔から様子を確認できるため、安心して見守ることができます。
介護施設・老人ホームでの監視カメラ設置事例
介護施設・老人ホームに監視カメラを設置した事例の一部をご紹介します。
導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
※各事例はプライバシー、セキュリティ上の観点から内容の一部を変更してある場合があります。予めご了承ください。
埼玉県さいたま市のサービス付き高齢者向け住宅に防犯カメラを設置
さいたま市にあるサービス付き高齢者向け住宅住宅より防犯カメラの設置依頼のご連絡をいただきました。
弊社では今回頂いたサービス付き高齢者向け住宅住や有料老人ホーム、デイサービス等介護施設においても多数の防犯カメラを設置させて頂いています。
防犯カメラの映像は、介護スタッフの方々が利用者の様子を見るために受付から確認できるようにモニターを設置しました。
神奈川県座間市の老人ホームに防犯カメラ取付工事
神奈川県座間市の老人ホームの防犯カメラシステムです。
防犯カメラで施設内の死角を減らし、業務の効率化を防犯カメラで行います。
泥棒対策だけでなく、利用者の施設内での事故や無断外出、様々なトラブルを防犯カメラで防ぎます。
昭島市の介護施設で古くなった防犯カメラをリニューアル工事
昭島市にある介護施設で、建築当初に設置した防犯カメラのいくつかが壊れてリニューアルすることに。
ブラウン管のモニターから液晶モニターへ、などなどお安く防犯カメラのリニューアルをさせていただきました。
東京都昭島市は弊社からも近くすぐに工事をさせていただきました。他の業者で高い見積もりを受け取った方はぜひ弊社にご相談ください。
調布市の老人ホームに防犯カメラを設置
調布市にある、ある老人ホームから、このホームページを見てお電話をいただきました。
「防犯カメラが古くなったから新しい防犯カメラにリニューアルしたい」とのこと。
弊社の防犯設備士がお伺いすると、複数設置された防犯カメラのいくつかがすでに映らない状態になっていました。
修理することもできましたが、システム全体がすでに10年以上前の古いものであり、修理してもまた別の場所が壊れるとお話をしたら、全部新しくするといくらぐらいするのかという話になりました。
お見積もりさせていただき、月額が約13000円のフルメンテナンス付きでご契約いただきました。
ありがとうございました。
町田での防犯カメラ配線工事
町田市の某施設に防犯カメラの配線工事を行いました。天井裏を配線し、キレイに施工することができました。
今回はワンケーブルの防犯カメラシステム（電源・映像信号重畳式システム）で、一本のケーブルですべて完了させる仕組みです。
弊社では老人ホームや養護施設にもたくさんの防犯カメラ工事をさせていただいております。
八王子市で介護用に自宅室内に防犯カメラ
介護用としてご自宅に防犯カメラを設置。
要介護者の部屋を見守るため、リビングやスマホからでも確認可能にしました。
これで介護者の手間がだいぶ省略できました。
東京、神奈川で自宅介護をされている方の防犯カメラ工事は弊社にお任せください。
無料の現地調査をお試しください
監視カメラは、介護施設・老人ホームの安全運営に欠かせないセキュリティシステムです。防犯対策だけでなく、施設内の安全対策や業務の効率化など、さまざまな用途で活用されています。
防犯対策はもちろん、施設の安全対策や業務管理まで、幅広い用途で活用されています。
弊社では、経験豊富なプロがお客様の課題に合わせた最適なセキュリティプランをご提案いたします。
現地調査は無料です。まずはお気軽にお電話、メール、LINEにてご相談ください。
老人ホーム・介護施設の監視カメラ Q&A
施設の大きさ、防犯カメラの台数によって大きく変わります。
出入り口に一台のみのお客様もいらっしゃれば、全体に10台以上導入するお客様もいらっしゃいます。
レンタルであれば初期費用0円ですので一度ご相談ください。
弊社では、自社開発のAI顔認証システムを活用した離設防止システムをご提供しています。
AI顔認証システムが、登録された人物の出入りを識別し、スマホに通知。無断離設を防ぎ、施設の安全管理を強化します。
施設側からの提案では、あまり居室にカメラを付けることはありませんが、ご家族の同意があれば家族間通信のできるシステムをご提供できます。
