防犯カメラの3つの役割とは?犯罪抑止・証拠撮影・安心感を徹底解説!

防犯カメラの役割について、皆さんはどのように考えていますか?
実際に設置を検討される方は明確な目的を持っていることがほとんどですが、防犯カメラを使ったことのない方の中には、「本当に必要なの?」「うちには盗まれるものがない」と疑問に思う方も少なくありません。
しかし、防犯カメラには犯罪を抑止する・証拠を残す・安心感を与えるなど、大切な役割があります。
今回は、実際に弊社へご相談いただいたお客様が防犯カメラに求めていたことを整理し、導入によって解決したお悩みについて、具体的な事例を交えながらわかりやすくご紹介します。
犯罪抑止 ─ 防犯カメラの最大の役割

防犯カメラの最も大きな役割の一つが犯罪抑止です。
カメラが設置されているだけで、犯罪者に「監視されている」という心理的プレッシャーを与え、不審者の侵入や犯罪を未然に防ぐ効果が期待できます。
実際に、愛知県刈谷市では防犯カメラの設置増加により、5年間で刑法犯認知件数が46.4%減少したと報告されています。
防犯カメラの設置増で犯罪件数が半減 刈谷市本当に防犯カメラで犯罪は防げるの? 実際のお客様の事例

防犯カメラに犯罪抑止効果があるのかどうか、よく議論になりますが、実際の事例を見れば防犯カメラの有無で被害リスクが変わることがわかります。
【お客様の事例】防犯カメラの設置で被害を防いだケース
ある住宅街で、3軒並びの住宅で一斉に空き巣被害が発生しました。その後、各ご家庭での対策は次のように分かれました。
- 真ん中の家は防犯カメラを設置
- 右隣の家は警備会社と契約
- 左隣の家は特に対策をしませんでした
すると1ヶ月後、対策をしなかった左隣の家だけが再び被害に遭ったのです。警察の話では、前回と同じ犯人の可能性が高いとのことでした。
つまり、犯人は防犯カメラのある家や警備対策をした家を避け、無防備な家を狙ったと考えられます。
防犯カメラが狙われにくい家を作る
この事例からもわかるように、防犯カメラがあるだけで「犯罪者に避けられる家」になる可能性が高くなります。
泥棒はリスクを避けるため、防犯カメラのある家よりも、何も対策していない家を狙うのです。
防犯カメラの設置で得られる3つのメリット
- 犯罪を未然に防ぐ(犯罪抑止効果)
- 万が一の時の証拠を記録(証拠撮影)
- 安心できる環境をつくる(防犯意識の向上)
防犯カメラは「設置するだけ」で犯罪を防ぎ、家や家族の安全を守る大きな力になります。
証拠撮影 ─ 防犯カメラのもうひとつの大切な役割
防犯カメラには証拠を記録するという大切な役割があります。
万が一、泥棒や不審者が侵入した場合でも、カメラの映像が証拠となり、犯人の特定や事件解決の手助けになります。
防犯カメラを設置していても被害に遭うことはある?

弊社では多くの防犯カメラを販売・設置していますが、残念ながらカメラがあっても空き巣被害に遭ってしまうケースもゼロではありません。
とはいえ、防犯カメラを設置しているお宅のほうが被害が少ない傾向にあるのは確かです。
カメラがあることで犯罪をためらわせる効果が期待できるほか、もしものときには確かな証拠を残せるため、犯人の特定や捜査の早期解決につながります。
実際の映像が役立ったケース
防犯カメラの映像が活用されるのは、ご自宅の防犯だけとは限りません。
実際にお客様のもとには、警察や近隣の方から映像提供の依頼が寄せられることもあります。
- 「近所で泥棒被害が発生したので、映像を確認させてほしい」(警察からの依頼)
- 「夜中に喫茶店のレジを盗んだ男性が映っていたので、映像を提供してほしい」(近隣店舗からの依頼)
このように、防犯カメラは自分の家だけでなく、地域全体の安全確保にも役立つことがあります。
証拠映像があることで犯人特定がスムーズになり、被害の拡大を防ぐことにもつながります。
防犯カメラの証拠撮影がもたらす3つのメリット
- 犯行の決定的瞬間を記録し、証拠として活用できる
- 近隣での犯罪捜査にも協力でき、地域の防犯強化につながる
- 事件解決の手助けとなり、犯人逮捕の可能性を高める
防犯カメラは、「いざというときに頼れる存在」です。
「まだ必要ないかも」と思っていても、万が一の備えとして、防犯カメラの重要性を見直すことが大切です。
安心感 ─ 防犯カメラがもたらす心のゆとり
防犯カメラを設置するうえで、最も大切なのは「安心感」を得られるかどうかです。
カメラを設置することで犯罪抑止効果が高まり、より安全な環境をつくることができます。
しかし、防犯カメラの役割はそれだけではありません。
「万が一」のときも映像が安心を与える

防犯カメラがあれば、映像を確認することで侵入の瞬間や犯人の行動を把握できるため、被害状況を正しく把握し、早めに対応できます。
実際に空き巣被害に遭われた方の中には、
「何を盗まれたのかわからず、あとから『あれがない』『これもなくなっている』と気づいた」
というケースも少なくありません。
カメラがあれば、いつ・どこから・何が盗まれたのかが映像で確認できるため、不安が軽減されるだけでなく、警察への被害届の提出や保険申請の際にも役立ちます。
家族の不安を解消するための防犯カメラ
「今まで泥棒に入られたことはないけれど、不安だからカメラを設置したい」というご家庭も多くあります。
特に、ご家族の方が防犯に対して不安を感じている場合、防犯カメラを設置することで「守られている」という安心感を得られます。
防犯カメラは、不安を取り除き、安心できる暮らしをサポートする心強い味方になります。
防犯カメラの役割 お客様が求めるポイントとは?
防犯カメラを設置する目的は人それぞれですが、多くのお客様が「犯罪抑止」「証拠撮影」「安心感」この3つの役割を重視しています。
お客様が防犯カメラに期待する役割の傾向

グラフは、お客様が防犯カメラにどのような役割を求めているかを表したものです。
「犯罪抑止」「証拠撮影」「安心感」いずれも高い関心があり、それぞれのニーズが拮抗していることがわかります。
- 犯罪抑止を最も重視するお客様が多い
- 「もう二度と泥棒に入られたくない」と強く思われる方が多く、防犯カメラの犯罪を未然に防ぐ効果に期待されています。
- 証拠をしっかり残したいと考えるお客様も
- 「もう二度と泥棒に入られたくない」と強く思われる方が多く、防犯カメラの犯罪を未然に防ぐ効果に期待されています。
- 「安心感」を求めるお客様も多い
- 防犯カメラの設置によって「見守られている」という安心感を得られることから、特に女性のお客様の関心が高いようです。
また、「家族に安心して暮らしてほしい」と考えるご主人が、奥様のために設置を決めるケースも少なくありません。
お客様によって、防犯カメラを求める理由はさまざまですが、共通しているのは「大切な家や家族を守りたい」という思いです。
防犯カメラは、犯罪を防ぐだけでなく、万が一のときに証拠を残し、安心感を提供する心強い存在です。
本当に役立つ防犯カメラとは?
防犯カメラの役割は、「犯罪抑止」「証拠撮影」「安心感」の3つに分類されますが、お客様の声を詳しく調査すると、単体の役割だけでなく、複合的な役割を期待されていることがわかりました。
防犯カメラに求められるのはトータルな防犯対策
お客様の多くは、防犯カメラに「設置するだけでなく、しっかり活用できること」を求めています。
そこで、弊社ではお客様が求める「本当に役立つ防犯カメラ」とは何か?を考え、以下の3つのポイントに力を入れています。
1. 効果的な防犯カメラの設置で犯罪抑止を強化

ただ設置するだけでは、十分な防犯効果は得られません。カメラの配置を工夫し、「狙われにくい環境」をつくることが重要です。
- 死角を減らし、侵入を防ぐレイアウトを提案
- センサーライトとの組み合わせで、不審者への警戒心を高める
- AIを活用した侵入検知のご提案
不審者は「見られている」と感じると犯行を諦める傾向があります。
そのため、適切な設置方法で防犯カメラの抑止効果を最大限に発揮できるようご提案いたします。
2. 証拠撮影後のバックアップと警察提出のフォローアップ
万が一、空き巣やトラブルが発生した場合、「しっかりと映像が記録され、必要なときにスムーズに活用できるか」が重要になります。
- 映像の保管・バックアップ体制を整備し、データの消失を防ぐ
- 録画データを適切に管理し、必要なときに素早くアクセスできる仕組みを提供
- 警察への映像提出をスムーズに行えるよう、操作方法をサポート
映像があっても、うまく再生できなかったり、提出の仕方がわからなかったりすると意味がありません。
弊社では、「いざというときに確実に証拠を活用できる」よう、お客様をサポートいたします。
3. 安心して運用できるサポート体制の提供
防犯カメラは「設置して終わり」ではなく、適切に運用することが大切です。特に、初めて防犯カメラを導入する方にとっては、「設置後の使い方」も気になるポイントです。
- カメラの使い方や管理方法を丁寧にアドバイス
- 遠隔操作やスマホアプリの活用方法をわかりやすくご説明
- 長期的な防犯対策を支えるアフターサポートの充実
「買ったはいいけど、設定が難しくて使いこなせない…」
「録画データの確認方法がわからない…」
といったお悩みにも、しっかりと対応できる体制を整えています。
法人と個人で変わる防犯カメラの役割
防犯カメラの役割は、お客様によって異なりますが、法人と個人では特に目的や求められる機能に違いがあることが特徴です。
ここでは、法人と個人それぞれが防犯カメラに期待する役割についてご紹介します。
法人が防犯カメラに求める役割
法人のお客様にとって、防犯カメラは業務を円滑に進めるためのツールでもあります。
「管理」「防犯」「社内環境の改善」という3つの目的で導入されることが多く、安心感よりもリスク管理や業務の最適化を重視する傾向があります。
管理(在庫・社員・安全管理)
- 倉庫や店舗の在庫管理(盗難や紛失を防ぐ)
- 従業員の業務状況の確認(業務効率の向上)
- 事故やトラブルの未然防止(作業員の安全管理)
防犯(設備・資産の保護)
- オフィスや店舗の出入口を監視し、不審者の侵入を防ぐ
- 社内の重要エリアやレジ、金庫などを監視し、トラブルを防止
- 駐車場や敷地内の安全確保(車上荒らし・不審者対策)
社内環境の管理(横領・窃盗・不正行為の抑止)
- 金銭や備品の不正持ち出しの防止
- 社内トラブルやハラスメントの抑止
- 顧客対応の品質向上(接客のチェックやクレーム対応)
法人が防犯カメラを導入する主な目的は、リスク管理や業務効率化です。
「安心感を得るため」よりも、「リスクを可視化し、業務を円滑に進める」ことが求められます。
個人が防犯カメラに求める役割
個人宅に防犯カメラを設置する場合、第一の目的は「防犯」と「安心感」です。万が一の事態に備えるとともに、日常生活の安全対策として活用されることが多いです。
侵入防止(財産・命を守る)
- 空き巣や不審者の侵入防止(カメラの存在が抑止力に)
- 玄関・駐車場・庭の監視で被害を未然に防ぐ
近隣トラブルや身内の安全確保
- 駐車場や玄関前でのトラブル防止(車上荒らし・当て逃げなど)
- 訪問者の確認(セールスや不審者の対策)
個人宅に防犯カメラを設置しても、完全に犯罪を防ぐことは難しいですが、「狙われにくい環境」を作ることで被害のリスクを大きく減らすことができます。
また、犯罪抑止だけでなく、日常の安心感を高めるために設置する方も増えています。
防犯カメラに求められる役割の変化
近年、防犯カメラの役割が大きく変わってきています。
とくに、スマートフォンでの遠隔監視の普及やAI技術の進化により、防犯カメラの役割が広がり、より便利で安心できるものになっています。
スマホで変わる防犯カメラの使い方

今ではスマートフォンのアプリを使えば、手軽に遠隔監視ができるようになり、防犯カメラの活用方法が大きく変わっています。
スマホで遠隔監視ができることで広がる活用シーン
- 外出先から自宅や店舗の様子をリアルタイムで確認できる
- 録画の確認だけでなく、異常があればすぐに対応
- 「いつでも見守れる安心感」を提供
「あとで録画を確認する」から「今すぐ映像を見て対処する」へと変化しています。
AI技術の進化で、防犯カメラがさらに便利に!

AIやIoT技術の発展により、防犯カメラは「映像を映すだけのカメラ」から「状況を判断し、自動で知らせるカメラ」へと進化しています。
AI搭載の防犯カメラでできること
- 侵入者を検知しスマホへ通知
- 顔認識で特定の人物を識別しアラート
このように、防犯カメラは「記録するだけのもの」から「犯罪を未然に防ぐ頼れる存在」へと変わってきています。
より安心して暮らせる環境づくりに役立つ、防犯カメラの新しい活用法が広がっています。
防犯カメラの設置はレンタルがおすすめ!
弊社では、防犯カメラの導入方法としてレンタル・一括購入・リースの3つをご用意しています。
なかでも、初期費用0円・月々定額料金で導入できるレンタルプランは、コストを抑えながら導入できるため、多くのお客様に選ばれています。
レンタルの特徴
- 初期費用0円で導入可能
- カメラ・レコーダーなどの機器費用+設置工事費込み
- 故障時の出張修理やHDDなどの消耗品交換が無償
- 安心の保守付きで設置後もサポート充実
「初めて防犯カメラを導入するので不安…」という方も、保守サポート付きで安心してご利用いただけます。
防犯カメラに期待する役割 まとめ
このページでは、防犯カメラの役割について詳しく解説しました。
「犯罪抑止」「証拠撮影」「安心感」と、お客様によって防犯カメラに求める役割はさまざまです。
弊社では、お客様一人ひとりのご要望や目的をしっかりとお伺いし、最適な防犯対策をご提案できるよう、これまでの経験を活かしながら、より良いサービスを提供できるよう努めてまいります。
また、現地調査は無料で行っております。
「どのカメラを選べばいいのかわからない」「設置場所について相談したい」など、ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
お客様の安全で快適な暮らしをサポートできるよう、精一杯お手伝いさせていただきます。