家の中で管理できない最も資産価値の高いモノが車です。
車を専門にする泥棒集団も多く、地域でどのような車が狙われやすいか、など警察も統計を発表しています。
自動車盗難の犯人はプロの窃盗集団で車を海外に輸送できる手段を持っており、車種や年代別に車を盗み海外へ搬送しているようです。
神奈川県の自動車盗難発生状況は、年々減少しているようですが、車を離れるときは必ず施錠をし盗難防止装置を活用しましょう。
神奈川県の自動車盗難発生件数
平成29年と平成30年の自動車発生件数です。
平成29年自動車盗発生件数 | 669件 |
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平成30年自動車盗発生件数 | 419件 |
神奈川県の自動車盗難警察署別発生状況ランキング(令和元年8月末)
平塚市は29年もダントツワースト一位で、非常に危険な地域となっています。
また相模原市は前年度に比べて盗難件数が増えていますので注意が必要です。
また全体では263台の車が8月末までに盗まれています。
1位 平塚 | 14件 |
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2位 茅ヶ崎 | 13件 |
3位 横浜旭 | 12件 |
4位 厚木 | 11件 |
5位 伊勢原 | 10件 |
5位 相模原 | 10件 |
データから見る車上狙い
神奈川県で起こる車両盗難は年々減少しており、平成25年と比べると半減しております。
それに比べ、車上ねらいは、年間2000件ほど発生しており、横浜市や川崎市など神奈川県の東側で起きやすくなっています。
逆に小田原地区、松田地区、津久井地区では車上ねらいの発生状況も低くなります。
自動車盗難の発生場所は、月極駐車場が最も多く、駐車場のオーナーは大変です。
月極駐車場の防犯カメラは月額1万円程度からレンタルもできます。
また、カギをしているのとしていないのとでは盗難車全体でキーなし70%、キーあり30%となっており、カギをして居なくても盗まれる可能性は高いということがわかります。
当然、鍵はかけておいたほうが良いと思いますが。
- 車から離れるときは必ず鍵をかける(50%軽減)
- 路上に車を停めずコインパーキングに入れる(20%軽減)
- 防犯設備のしっかりした月極駐車場を契約する(25%軽減)
といったところです。状況や環境にもよりますので、絶対に盗まれないとは限りませんが、車上荒らしの遭遇率は格段と下がることがわかります。
弊社では、物流関係の会社のトラックヤードやタクシー会社、中古自動車販売店などにも防犯カメラを設置しております。たくさんの経験をお客さまの防犯に役立ててください。