防犯カメラが故障したと思ったらまずチェック
防犯カメラの故障の原因
私たちは、何千件もの防犯カメラのメンテナンスを今まで行ってきておりますが、そういったお客様のもとにお伺いさせていただくと、その問題（故障個所）にはとても多くの共通点があることがわかります。
私たちは「簡単なチェックでなおる防犯カメラの不具合」に対して、お客様が無駄なお金を支払うことのないよう、今回、わかりやすく表にさせていただき、その修理方法を掲載させていただきます。
カメラの故障のチェック
カメラ自体の故障 … カメラ自体に電源が入っており、映像信号がレコーダーまで通っているのにレコーダーに映像が出てこない場合は修理となります。
電源トラブル … カメラの電源がコンセントに刺さっているかご確認ください。電源アダプターや電源装置の故障も考えられます。通電していれば直に触ると暖かく感じます。その場合は故障の可能性は低く、冷たくなっていると故障している可能性が高いです。
電源・映像ケーブルの断線 … カメラからレコーダーまでのケーブルが切れている可能性があります。また、コネクター部分が外れている場合もあるのでレコーダーの裏側をご確認ください。
※ 弊社のお客様であんしんメンテナンスパックにご加入のお客様は速やかに担当スタッフまでご連絡ください。
録画器の故障のチェック
録画器（レコーダー）の故障 … 録画機自体がフリーズしてしまっている場合も多いです。まずレコーダーの再起動（電源のオンオフ）を試してください。電源のオンオフをする場合は、購入した業者に相談の上、行ってください。
電源トラブル … 録画器のパワーランプがついているかどうかご確認ください。また、コンセントにプラグがしっかりと刺さっているかどうかもご確認ください。
HDDの消耗 … 録画機内部のHDDは消耗品です。およそ30000時間（約3年）が寿命ともいわれていますが当たりはずれもあります。この場合、その録画機用にフォーマットされたHDDを交換する必要があります。
※ 弊社のお客様であんしんメンテナンスパックにご加入のお客様は速やかに担当スタッフまでご連絡ください。
モニターの故障のチェック
電源トラブル … コンセントにプラグがしっかり刺さっているかご確認ください。その時、モニター側の電源差込口も確認をお願いいたします。
バックライトの寿命 … 液晶モニターのバックライトは15000時間から50000時間が寿命といわれています。バックライトだけでの交換はできないものが多いのでそのまま交換修理となります。
HDMIケーブルの接続不良・故障 … HDMIケーブルがしっかり刺さっていない場合があります。静電気でホコリがついて接触不良を起こしている場合もありますので、一度ケーブルを抜いてキレイにホコリをふき取り、もう一度挿してみてください。
分割画面は映っているがカメラの映像が映っていない … カメラの故障ですのでモニターは故障していません。
モニターは正常だが映像が全くでない … レコーダーの故障の可能性が高いです。録画器の故障チェックをご覧ください。
※ 弊社のお客様であんしんメンテナンスパックにご加入のお客様は速やかに担当スタッフまでご連絡ください。
防犯カメラの不具合チェックのまとめ
コンセントのチェック
コンセントにすべての機器が刺さっているかどうかのチェックをしてください。不安な方はブレーカーが落ちていないかもチェックするといいでしょう。
レコーダー側のPOWERランプがオンになっていることも確かめましょう。また、モニターの電源ランプのオンオフも確認しましょう。
コネクター外れのチェック
レコーダーの後ろをチェックしてみましょう。コネクターが外れている場合があります。映像ケーブル・HDMIケーブル・電源ケーブルなどすべてをチェックしましょう。
カメラ側のコネクターも抜けていないかチェックしましょう。このとき、電源コネクターと映像ケーブルコネクターの二つを確認しましょう。
ここまでチェックして問題があれば、機器の不具合の可能性が高いです。取り付けた業者に相談してみましょう。
弊社では防犯カメラシステムの保守サービスを行っております
弊社でも様々なセキュリティ機器を販売しておりますが、防犯カメラは映像機器ということでメンテナンスが非常に多いことでも有名です。
法定耐用年数は6年ということで早いと4年ほどでメンテナンスが必要になります。
また、レコーダー内部には交換が必ず必要になる消耗部品が組み込まれています。ほとんど故障のない放送設備などと比べるとかなり故障するというイメージを持たれています。
弊社では、販売させていただいた防犯カメラ設備に対し、故障や不具合対策として、保守サービスの「あんしんメンテナンスパック」をご提供しています。
詳しくは担当スタッフまでご相談ください。
