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無人店舗で防犯カメラをどう活用するか
昨今の人材不足やDX化の波から、無人店舗が増えています。
昔から無人店舗だったコインランドリーや精米所、カプセル専門店など弊社でもたくさんの防犯カメラをつけてきました。
最近では、コンビニや24時間のフィットネスクラブの夜間の時間帯(ハイブリッド無人店舗)、餃子の販売所、古着屋さんなども無人店舗化しております。
無人店舗ではどのような防犯カメラが有効に使われているのでしょうか?
トリニティーで今まで販売、施工した過去のお客様の事例や、これからの未来でどのようなシステムが必要とされるのか、そういった論点でお話させていただきます。
過去に防犯カメラを販売、設置させていただいた無人店舗
コインランドリー
コインランドリーは防犯カメラを設置する現場としては、オーソドックスなタイプの業態であり、弊社でも多くのコインランドリーで防犯カメラを設置させて頂いています。
最近多いのは多角経営で、わざわざ防犯カメラの映像を店舗まで見に行かなくても本部で映像を確認したいというご要望です。
無人のコインランドリーにはインターネット・Wi-Fi環境がない場合も多いですが、弊社の防犯カメラ専用SIMを導入することで遠隔監視が可能です。
(ちなみに、弊社の専用SIMは、有線で電話会社やケーブル会社とインターネット契約するより安いです。)
コインランドリーでの防犯カメラ施工事例を見る>
無人弁当販売を行う店舗
こちらのお店は、レンタル厨房やデリバリー用キッチンなどの複合型無人店舗です。
時間帯によりイートインが可能な時間帯、無人店舗となりお弁当の購入のみが可能な時間帯などがあり、入られる店舗も様々なので安全で円滑な店舗運営のため防犯カメラを導入されました。
最近は、ウーバーイーツや出前館などと提携した、デリバリー専用のキッチンも増えていますね。
こうした無人販売を行う店舗ではお金を取り扱うキャッシャー付近でよく防犯カメラが導入されます。
また、こちらではお弁当の品質を確保するために冷蔵庫の温度表示を見られるようにとのご要望もいただきました。
弊社のYouTubeチャンネル「トリニティーちゃんねる」で動画も紹介させて頂いています。
無人店舗の防犯カメラの必要性
まず、無人店舗で防犯カメラがついていないところを私は知りません。無人精米機ぐらいでしょうか?これは自販機の運営に近く、あまり防犯カメラを必要としませんでしたが最近ではちゃんと防犯カメラがついていますね.
無人店舗で防犯カメラを設置する理由は「財産の保護」と「顧客の保護」です。
(マーケティング目的で防犯カメラを設置するということは殆どありません。)
店舗内の財産を壊されたり盗まれたりすることを防ぐ目的で防犯カメラを設置することが多いですね。
それとは別で顧客の保護を目的とする場合は、例えば販売する食品などに毒物を混入されることを防いだり、施設内で喧嘩や放火が発生することを防ぐための防犯カメラです。
多くの場合、この2つの目的で防犯カメラは設置されることが多く、私たちのような防犯カメラの専門業者へご相談を頂いています。
無人店舗での防犯カメラは従来の防犯カメラで通用しなくなっている?
無人店舗で防犯カメラの設置は当たり前のようになってきていますが、それだけでは不十分になってきていることも確かです。
現地で起きていることをAIで分析、検知し瞬時に知らせてくれる機能を有した防犯カメラが注目を浴びています。
無人店舗と”ほぼ”無人店舗と”ハイブリッド無人店舗”
無人店舗と行っても、業態の多様化によって様々なスタイルがあります。
無人店舗には大きく分けて3つの無人店舗があると思います。
コインランドリーのような無人店舗はお客様に接客することなく洗剤の補充や両替機の小銭補充、店内の清掃、そういったことでしか従業員はお店に訪れません。
それとは別に”ほぼ”無人店舗という業態があります。小規模のゲームセンターやパーキングエリアがそれにあたります。接客はしないが店内の安全管理や商品補充は行うというものです。
さらに”ハイブリッド”無人店舗も多く見かけます。昼間は、完飲獲得のための営業活動を行い、夜間は無人になるフィットネスクラブなどがそうです。
防犯カメラの必要性 | 遠隔監視の必要性 | AIカメラの必要性 | |
---|---|---|---|
無人店舗 | ◎ | ◎ | ◯ |
"ほぼ"無人店舗 | ◎ | △ | ◯ |
"ハイブリッド"無人店舗 | ◎ | ◯ | ◯ |
AIカメラやIoTを使ったこれからの無人店舗運営
最近は、企業の多角経営化も伴って、1つの会社が複数の無人店舗を経営する時代です。
10店舗を1人ですべて管理し運営している会社もあります。
防犯カメラを使って店内の様子を確認し、問題がありそうなら現地に駆けつける。
今までなら10店舗で最低10人必要だった店舗経営が1人でできる時代です。
ただし、普通の防犯カメラが普通についているだけでは、なかなか全店舗をリアルタイムで管理することができません。
弊社のAI人検知カメラは、人が来たときだけ、車が入場したときだけ映像をスマホに送ってくれます。また、顔認証システムは不良客やVIP客の来店を瞬時に判断し、通知してくれます。
お客様によっては、「大きな音が出たときだけ通知をして欲しい」「夜中の12時から朝の6時まで通知をして欲しい」という方もいれば、「問題のお客様が来たときだけ通知をして欲しい」という方もいらっしゃいます。
弊社では自社でカメラの製造、AI・IoTシステムの開発を行っているためお客様お一人お一人に合わせたオリジナルのプランをご提案可能です。
それぞれの業態に合わせた、無人店舗経営で必要な通知のみをスマホにお知らせします。
弊社で販売する、無人店舗の防犯カメラの仕組み
1.カメラ設置後、録画再生
1番シンプルな防犯カメラシステムです。
トラブルが起きた後、現地に設置されている防犯カメラシステムに直接入り、映像を確認します。
2.カメラ設置後、遠隔でライブ確認と録画再生
防犯カメラシステムをインターネットに繋ぎ、スマホやパソコンから現在の映像を確認したり、過去の映像を再生したりします。
現地に駆けつけることなく映像を確認できます。
3.カメラ設置後、遠隔でライブ確認と録画再生、更にAIで人や車を検知しスマホに通知
防犯カメラシステムをインターネットに繋ぎ、スマホやパソコンから現在の映像を確認したり、過去の映像を再生したりします。
現地に駆けつけることなく映像を確認できます。
AI防犯カメラの人検知システムで無人店舗の安心な運営をサポート
防犯カメラの専門店である弊社では、自社で防犯カメラの企画・開発も行っています。
AI、IoTの技術を駆使したカメラシステムの開発にも力を入れ、防犯カメラの従来の使われ方である「監視」「記録」より更に一歩進んだ「予知防犯」の役割を担うAI防犯カメラを開発しました。
それがTRINITY AI人検知システムです。
顔認証システムをかけ合わせたり、通常と異なる状況を「異常」として通知をする等、AI技術を活かしたカメラを随時開発しています。
創業以来、様々な環境において防犯カメラを設置してきた弊社がお客様のお困りを元に開発したAI防犯カメラは店舗や神社、
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この記事の執筆者
兼松 拓也
株式会社トリニティー 代表取締役
2006年3月、セキュリティの専門商社 株式会社トリニティーを設立。
以来、防犯カメラに特化した専門店として、全国数か所に営業拠点を構える。
防犯カメラの設置は1000ヶ所以上に携わり、現在ではAI・IoTシステムの開発に従事する傍ら、セキュリティコンサルタントとして顧問業務も行う。