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【2025年版】絶対外してはいけない防犯カメラのスペック

弊社がお客様に見積もりを提出する際、競合他社が非常に低価格で見積もりを提示してくるケースが時々あります。
どのような見積もり内容で弊社が選ばれなかったのかをお客様から教えていただけることもあります。
そうしたケースでは、競合他社が驚くほど古いスペックの防犯カメラシステムを見積もりに含めていることも少なくありません。
そこで、【2025年版】絶対外してはいけない防犯カメラの最低スペックと題し、最新のトレンドを皆様に知っていただけるよう、お客様目線でこの記事を作成しました。
防犯カメラを選ぶにあたって重要なこと
そもそも、防犯カメラを設置する目的に合致したカメラを選定することが最も重要です。
目的に沿った映像が撮影・記録・利用できる防犯カメラやカメラメーカー選ぶことが大前提となります。
ここでは、「必要な部分が見えにくい」「思ったように撮影できない」といった事態を防ぐために、画質、イメージセンサー、レンズ、信号方式など、防犯カメラを構成するさまざまな要素を部分的に切り出し、スペックを比較していきます。
防犯カメラのスペックは、普段から防犯カメラに携わるメーカーの担当者でない限り、理解しづらい部分も多いものです。
しかし、少しの知識を持つことで、販売店の提案にそのまま従って古いタイプのカメラを高額で購入してしまう事態は避けられるでしょう。
外せない画質スペック

防犯カメラの画質は年々向上しています。
実際、この十数年で、一般的に販売されているベーシックタイプの防犯カメラの画素数は、5倍以上になっています。
画素数が急激に向上したため、あまり売れ行きの良くない防犯カメラ販売店では、古くて画質の悪い防犯カメラが在庫として残っている、という話を耳にすることもあります。
悪い画質 | 27万画素~100万画素(HD) |
---|---|
一般的な画質 | 200万画素(FullHD)~400万画素 |
高画質 | 500万画素以上 |
標準的な防犯カメラの画質スペック
標準的な防犯カメラの画質スペックは、200万画素~400万画素です。
200万画素はフルハイビジョン画質、400万画素は4K画質の半分程度に相当します。
それ以上の画質が求められるのは、画像解析やAIの学習データに利用するなど、特殊な用途に限られる場合がほとんどです。
一方、それ以下の画質では、写真のように画質が粗く、非常に使い勝手が悪くなります。
撮影された人物の顔を認識したり、社員や在庫の管理を行ったりすることが難しくなるでしょう。
ご自宅、店舗、オフィス、工場などで防犯カメラを利用する場合、基本的には200万画素~400万画素の防犯カメラを選ぶのが望ましいといえます。
また、高画質な防犯カメラの映像を確認するには、同等の画素数を持つディスプレイが必要です。
この点にも注意しながら、防犯カメラを選定してください。詳しくは弊社の営業担当までお気軽にお問い合わせください。
HD画質とFullHD画質の違い

HD画質とFullHD画質では、画質の差は倍以上あります。
HD画質では、細部の録画が十分に行えない場合があり、防犯カメラ業界では決して高画質ではありません。
特に注意すべきなのは、HD画質を「高画質」と表示し、不良在庫を販売する業者の存在です。購入時には、画質のスペックが本当に用途に適しているのか慎重に確認することをおすすめします。
カメラの心臓部 イメージセンサー

防犯カメラのレンズを通して被写体を受け取る部分を「イメージセンサー」と呼びます。
いくら画素数が高くても、このイメージセンサーの性能が低いと映像の質も低下します。
同じ200万画素でも、イメージセンサーの違いにより、映像の見え方が全く異なることがあります。
これは、素人目でもはっきり分かるレベルの違いです。
イメージセンサーは非常に精密な部品であり、その製造には特に高度な技術が必要です。 そのため、イメージセンサーを供給できるメーカーは限られています。
現時点では高品質なイメージセンサーの多くが国内メーカーによって生産されています。 防犯カメラは多くのメーカーから販売されていますが、その心臓部であるイメージセンサーはほとんどの場合、他のメーカーが作ったものを内蔵して組み立てます。 防犯カメラを購入する際には、どのメーカーのイメージセンサーが使用されているのかしっかりとご確認することをおすすめします。
選ばないでほしいイメージセンサ | ソニー製以外 |
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選ぶべきイメージセンサ | ソニー製 |
ソニーのイメージセンサーは世界のカメラのシェア45%(2023年)でダントツの一位です。
弊社で製造する防犯カメラのイメージセンサはソニー製にこだわって造っています。
ネットで数万円で売られているような防犯カメラはこの部分に聞いたことのないような海外メーカー製品が使用されており、画素数が高くても映像がイマイチの場合も多いです。
内蔵されているイメージセンサーのメーカーはとても重要なポイントです。
防犯カメラ購入される際は、カメラメーカーに「イメージセンサーはどこのメーカーのものを使っていますか?」と聞いてみましょう。
レンズ

防犯カメラを選ぶ際、レンズも重要な要素の一つです。
レンズによってどの程度の画角が取れるかが決まり、撮影範囲やアングルも左右されます。
特に防犯カメラは、持ち運びが可能なデジタルカメラとは異なり、取り付ける場所によってある程度のアングルが決まってしまいます。
そのため、ズーム機能を備えたバリフォーカルレンズを選ぶことが推奨されます。
アングル調整できない | 固定レンズ |
---|---|
アングル調整できる | バリフォーカルレンズ |
バリフォーカルレンズは、手動またはパソコン使って調整が可能です。これにより、撮影範囲を確認しながらピントを調整できるほか、一度設置した後でも撮影範囲を調整できるとい大きなうメリットがあります。
また、防犯カメラのレンズは、最近では、PTZカメラも人気を集めています。PTZカメラは、ズームやピント調整を遠隔操作で行える利便性が特徴です。詳しくは、弊社の営業担当までお気軽にお問い合わせください。
選ぶべき信号方式

防犯カメラはフルハイビジョン以上の画質を必ず選んでください。クラウド録画タイプのものは画質が悪く、状況判断としては有効ですが、防犯としては画質が低いため心配な部分があります。
ここでは、性能だけでなく、コスト面も考慮したおすすめの度合いをご紹介します。
AHD | 200万画素~4K(800万画素) | おすすめ度 高 |
---|---|---|
TVI | 200万画素~400万画素 | おすすめ度 低 |
CVI | 200万画素~4K(800万画素) | おすすめ度 中 |
HD-SDI(EX-SDI) | 200万画素~4K(800万画素) | おすすめ度 低 場合によっては高 |
ネットワークカメラ | 200万画素~4K(800万画素) | おすすめ度 中 場合によっては高 |
すべてのカメラ | ~100万画素(HD画質) | おすすめ度 低 |
※ おすすめ度は、設置やメンテナンスにかかるコストや、それを取扱う業者の数、互換性も加味しています。
AHDは、取り扱っている会社が多く競争も激しいため、安く購入することができます。
また、今までのアナログカメラと同様の工事で設置できるため、壊れにくく導入コストが安いというメリットも魅力です。
TVIは北米で人気の方式で、日本では取扱店が減ってきています。将来的に増設などのタイミングで互換性に懸念が残ります。
CVIは、中国の一社が独占している信号方式で、一社依存であるため、おすすめ度は中としましたが画質がきれいです。
日本で取扱業者が増えてきています。
HD-SDI(EX-SDI)は、デジタル信号のため、機器と工事が高くなりがちです。
私が最も好きな画像・画質はこのHD-SDIですが、施工に特殊な機械が必要になったり、太めのケーブルを使わないといけない場合が多く、コストが上がるため「中」とさせていただきました。
ネットワークカメラは、正直いろいろなものがありすぎて比較しづらいですが、特殊なハブが必要になることや、屋外では落雷に弱かったりと、導入費用・メンテナンス費用が高くなりがちなので中としました。AI機能などを使いたい場合は高です。
防犯カメラの信号方式は、画質に加え、コストやメンテナンスの側面からも検討し、ご自身にとってバランスのいい方法を選択してください。
防犯カメラの赤外線

防犯カメラにおいて、夜間にしっかり撮影できるかどうかは非常に重要なポイントです。
赤外線機能付きの防犯カメラは、赤外線という人の目では見えない不可視光線をカメラがとらえ、白黒で撮影するという仕組みで撮影します。赤外線のLED自体は暗く赤色に発光しますが、照らされた被写体部分はそのまま暗い状態で撮影されます。
また、別途センサーライトを設置して夜間の撮影をするという方法もあります。
さらに近年では、超高感度カメラも登場しており、わずかな明かりさえあれば夜間でもカラーで撮影ができるカメラもあります。
ただし、超高感度カメラは完全な暗闇(0ルクス)では撮影ができないため、設置場所に応じて慎重に選ぶ必要があります。
赤外線あり | おすすめ度 高(暗い場所は必須) |
---|---|
赤外線なし | おすすめ度 低(ただし、常に明るい場所は問題なし) |
超高感度カメラ | 多少の明かりがあるところであればOK |
赤外線カメラは、白いものに反射したものを白く撮影する仕組みです。
よって、被写体が乾いたアスファルトと濡れたアスファルトでは、その画像自体の明るさも異なり、外部環境に依存して撮影します。外的要因は何か?ということも考えてカメラを選択する必要があります。
防犯カメラの故障を検知する死活監視サービス
防犯カメラは、設置後に放置されることが多く、故障していても気づかない場合があります。
その結果、いざというときに録画ができておらず大きな問題に発展することがあります。
企業や公共施設の設備担当者にとって、トラブル発生時に「録画されていなかった」という事態は、決して許されないでしょう。
弊社では死活監視サービスとして「あんしんメンテナンスパックリモート」をご案内しております。
このサービズは、月額500円から利用可能で、防犯カメラが故障した際、インターネットを通じて通知を出しますので安心して防犯カメラを運用できます。
スペックの低い防犯カメラを購入するとどうなるのか
防犯カメラの一般的な耐用年数は6年とされていますが、弊社ではそれ以上の品質を持つ製品を厳選して販売しています。
一方で、スペックの低い防犯カメラを購入してしまうと、使用を続けるうちに次第に使い勝手の悪さが目立ってくる可能性があります。
特にこの10年でカメラ技術は飛躍的に進歩しており、古いスペックのカメラでは最新のニーズに対応できない場合もあります。
防犯カメラは、何年も利用することを前提として、購入時にはスペックとコストのバランスを慎重に見極めることが重要です。
【結論】選ぶべき防犯カメラは
結論として、防犯カメラセンターがおすすめする2025年に選ぶべき防犯カメラは、以下の通りです。
- AHD信号方式
- 200万画素~400万画素
- ソニー製のイメージセンサーを使用
- バリフォーカルレンズ内蔵のカメラ
- 暗い場所では赤外線機能付きカメラ
さらに、そのシステムを管理する死活監視システムで正常作動を確認できるサービスがあると良いです。
これは、コスト(初期費用とランニングコスト)と画質のバランスを考慮したご提案で、超高画質の超ハイスペック防犯カメラというわけではありません。
ハイコストのハイスペック防犯カメラはまた別の機会にご紹介いたします。
補足:レコーダーについて
防犯カメラの性能を最大限に発揮するには、カメラとしっかりマッチしたレコーダーを選ぶことが重要です。
特に、近年の高画質化の流れを受けて、レコーダーの記録容量を左右するHDDは2TBや4TBが一般的になってきています。
レコーダーを選ぶ際には、防犯カメラとの相性は良いか、高画質な映像を十分に保存できる記録容量があるか、この2点は最低限確認してください。これらを満たしたシステムを選ぶことでより安心して運用できる防犯カメラシステムを構築できます。
弊社のレンタルサービスは必要なスペックが揃っています
【総括】防犯カメラのトレンドを知ることで、適切な商品を選ぶ
防犯カメラは、1970年代から徐々に普及し始めました。
当初は高価で独特なイメージを持つ製品であり、公共施設や特定の組織のみが利用するものでしたが、2000年頃から価格が手ごろになり、一般の家庭でも設置されるようになりました。
さらに、2010年代には、それまで主流だった41万画素以下の防犯カメラが、地デジ放送の開始とモニター(テレビ)の解像度向上を背景に、一気に高画質化しました。
この進化には、1990年代にパソコンが普及し、記憶媒体やソフトウェアが発達した影響も大きいです。
また、スマートフォンの登場やネットワークのインフラ発達が後押しをし、インターネットを使った遠隔監視が当たり前の時代になりました。
さまざまな必要条件がそろい、現在は防犯カメラ自体がIoT機器と呼ばれることもあります。
防犯カメラは、日進月歩で高性能化しています。その結果、少し前の技術ではお客様の期待を満たせない商品となっている場合があります。 お客様には、防犯カメラの最新のトレンドを理解していただき、適切な性能のカメラを適正価格で購入していただくことが重要です。
弊社では、防犯設備士という資格を持つ担当者が、お客様に最適な防犯カメラをご提案する体制を整えていますので、安心してご購入いただけます。
ただし、相場より安価な商品をご希望の場合には、低いスペックのカメラをご提案することも可能です。詳しくは、担当の防犯設備士にお気軽にご相談ください。
豊富な防犯カメラ販売実績で関東全域をサポート
弊社は、東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城を含む関東全域で防犯カメラ・AIソリューションの導入をサポートしています。 経験豊富なスタッフがお客様のニーズに合わせた最適な防犯カメラの選定から導入までをお手伝いします。現金購入、リース、レンタルなど、多様な導入方法をご用意しております。
設置工事にも幅広く対応可能で、一般工事はもちろん、夜間工事や高所作業など、どのような現場にも対応します。 関東の設置工事対応エリアは、北関東と甲信地域を含む1都8県(東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城・山梨・長野)をカバーしています。
また、防犯カメラの種類も豊富で、ドームカメラ、赤外線カメラ、屋外用、屋内用、家庭用など多様なラインナップをご用意しています。カメラの選定から費用対効果のご相談まで、防犯の専門業者である私たちにぜひご相談ください。

この記事の有効性
この記事は、防犯カメラに20年以上携わり、防犯カメラ・AIカメラをさまざまな方面の企業、個人の方に数万台販売してきた、弊社の代表(兼松)が書きました。
コストとパフォーマンスの両方を加味し、お客様が本来選ぶべき、一般的な機能を有した防犯カメラのスペックをご提案させていただきました。