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防犯カメラの遠隔監視について
防犯カメラや監視カメラの遠隔監視は2010年頃から普及し始めました。
当時はパソコンとADSLや光回線などの有線を使った遠隔監視しかありませんでしたが、現在ではスマホなどのモバイルとインターネット回線や弊社の専用SIMを使って、手軽に遠隔監視ができるようになりました。
遠隔監視の方法
ここでは、観られる側の【防犯カメラ設置先】と観る側である遠隔地の【監視側にあるスマホ・パソコン】と分けて考えていきましょう。
防犯カメラ設置先
防犯カメラの設置先には、もちろん防犯カメラが必要です。
多くの方はネットワークカメラが必要と感じていますが、録画を必要とするなら通常の防犯カメラとネットワーク機能付きレコーダーを使ったほうが価格も抑えられ壊れにくく使い勝手もよいです。
他に必要なのは、ルーターの設定を変更する必要があります。
- インターネットの環境が必要、もしくは弊社の防犯カメラ専用SIM
- ルーターなどに設定が必要(ポート開放)
- ネットワーク機能のついた防犯カメラシステム、もしくはネットワークカメラ
- 有料の固定IPアドレス、もしくは無料のDDNSサービス
監視側(パソコン・スマホ)
スマホは、無料アプリをインストールして設定を入れるだけです。iPhone・アンドロイド共に利用可能です。パソコンの場合は無料ソフトウェアをインストールします(ウインドウズ・マックどちらも可能)。
無料のDDNSサービスがついており、弊社で販売させていただいた場合、どちらも月額無料でご利用いただけます。
※ DDNSサービスとは、有料の固定IPアドレスの代わりになるもので、遠隔監視をするために必要な仕組みです。販売店によっては有料サービスを提供している場合があります。
- インターネットの環境が必要
- スマホのアプリ、PCのソフトウェア、対象のブラウザでの遠隔監視
遠隔監視をする場合は、ネットショップなどで販売される格安の防犯カメラシステムの購入は避けたほうが良いでしょう。
パソコンやスマホのOSアップデートですぐに使えなくなるという事例がいくつもあります。
防犯カメラ遠隔監視の際のルーター設定
「ポート開放」という設定をルーターに入れます。
遠隔地から防犯カメラにアクセスするための設定です。
最近では、「P2P」方式の遠隔監視ができる機器も販売されていますが、セキュリティ面の不安から、弊社ではあまり販売しておりません。
ポート開放とは
ポート開放とは、ローカルインターネットの内部にあるIT機器に対し、外部からアクセスができるようにウェブポートを解放させる手続きです。
防犯カメラによっては、複数のポートを開けることにより、様々な制御が可能になるものもあります。
防犯カメラの遠隔監視はどんな時に役に立つか
- 長期の旅行など、長く自宅を離れるときに旅行先から防犯カメラの映像を遠隔監視できます。
- 要介護者などが一人で自宅にいる場合でも、職場などから遠隔監視ができます。
- 支店や飲食店店舗などで来客の様子を本部からリアルタイムに見ることが可能。
- 支店間の映像を一括管理できるので、管理者が出張先から管理・指示することができます。
パソコンで複数拠点の防犯カメラを一括管理
例えば、弊社でよく導入させていただくパソコンの遠隔監視ソフトウェアは、一つの画面で、複数の拠点にある防犯カメラ映像を一括して観ることができます。
ライブ映像から、録画映像までパソコンの中で閲覧でき、バックアップもパソコン内で完結します。
遠隔監視による効果
IoTという言葉がもてはやされてまだ間もないですが、弊社では防犯カメラ映像の遠隔監視サービスを2010年頃から開始しており、現在ではインターネットのない場所での遠隔監視システムや、非常押しボタンの信号を遠隔地に通報させる仕組みなども販売しております。
今後、ますますこういったニーズが増えると予想され、弊社では新しいサービスを次々にリリースしています。
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